コチラにもヨロシクポチッ⇒http://localkyushu.blogmura.com/miyazaki_town
シソ科
灰燼に帰した大家族生まれゆえ幼き頃
ポチしてくださーーーーーーーいぃ
猫も喜びワンワン
今日の誕生日の花は・・・ キランソウ
花言葉は・・・・・・・・・・あなたを待っています
シソ科
灰燼に帰した大家族生まれゆえ幼き頃
常に田畑のお手伝い、
疲れて草の土手に寝入る、
「チクッ!」と首に刺す草ー
ロゼット状の根生葉が地面にへばり付くように広
がっていることに由来ー
別称[,地獄の釜の蓋]
作者の言葉
葉が地面に張り付くように放射状に広がり、紫のかれんな
花を咲かせます。花言葉の「あなた」とは、待ち焦がれて
いる春かも知れません。
人を待ち人に待たれる春の日の
葉が地面に張り付くように放射状に広がり、紫のかれんな
花を咲かせます。花言葉の「あなた」とは、待ち焦がれて
いる春かも知れません。
人を待ち人に待たれる春の日の
野のキランソウ深いむらさき 鳥海昭子
隠岐や今木の芽をかこむ怒濤かな 加藤 楸邨
ひたひたと夢のつづきや木の芽山 矢島 渚男
これほどのやさしさはなし芽吹山 青柳志解樹
【万葉歌】この花の一よの内に百種の言そ隠れるおほろかにすな
隠岐や今木の芽をかこむ怒濤かな 加藤 楸邨
ひたひたと夢のつづきや木の芽山 矢島 渚男
これほどのやさしさはなし芽吹山 青柳志解樹
【万葉歌】この花の一よの内に百種の言そ隠れるおほろかにすな
(巻8ー1456)
2014/03/09 ■■■
兵頭正俊の知らなきゃ滅ぶニュースの真相
■■■■■■■■■■■ ■■■■■■ vol.149
兵頭正俊の知らなきゃ滅ぶニュースの真相
■■■■■■■■■■■ ■■■■■■ vol.149
◆ ウクライナと集団的自衛権(その1) ◆
━━━━━━━━━━
安倍晋三が珍しく外交問題で賢く振る舞っている。それ
は「日本、対ロ制裁明言せず」の方針だ。むしろ「日本、
対ロ制裁せず」とすべきだったが、植民地ポチの悲しさ、
このあたりが限界だろう。
欧米、それに日本のマスメディアの洗脳デマ情報は、外
務省の情報で対象化できた筈だ。今は、イラクの大量破
壊兵器の、米国政府のデマ情報とまったく同じデマが全
世界を駆け巡っている。ここはポチにならず、日本の国
益に沿った判断が求められる。
もちろん、ここでプーチンに気を遣ったところで、北方
四島がすぐに返還されるといった甘いものではない。し
かし、これで長いタフな交渉の一歩は踏み出せる。逆に
米国のポチになると、もっとも喜ぶのは中・韓であり、
いずれ中・韓・ロの日本包囲網が作られよう。
ウクライナ情勢で重要なことは、以下の10点である。
1 ウクライナを侵略しているのはオバマの米国であって、
プーチンのロシアは、ウクライナを侵略していない。ク
リミアのロシア兵は、もともとウクライナとロシアとの
条約に基づいてクリミアに駐屯させてきた16,000人の部
隊である。ロシアはこの条約によって、25,000人までは
クリミアに駐屯していいことになっている。
したがって米国・EUも、クリミアのロシア軍は常駐の線
まで撤退しろ、といっているわけで、ロシア国内に撤退
しろ、といっているのではない。
2 欧米と日本のマスメディアは、逆に米国・EUの侵略を
正当化し、プーチンを悪魔のように描き、世界を洗脳し
ている。
3 ビクトル・ヤヌコビッチを追放してキエフを占拠した
部隊の中心は、ネオナチであり、反ロシア、反ユダヤを
唱えている。EUが、プーチンに対して腰が引けている理
由のひとつが、ここにある。キエフ占拠のネオナチ部隊
については、欧・米・日のマスメディアはまったく触れ
ない。
4 米国は、デフォルト寸前のウクライナをFBIの支配下
におき、EUに加盟させた後、ロシア国境沿いにミサイル
基地を建設し、ロシアの核能力を減退させるつもりであ
る。
5 ウクライナは、旧ソ連時代にはソビエトの核兵器産業
の中核だった。現在、15基の原発が稼働している。かつ、
核関連技術やミサイル技術を保有している。もし内戦に
なれば、その脅威はイラク内戦の比ではない。ブレジン
スキーが、「EUへの加盟は進めるものの軍事同盟として
のNATOには加入せず、フィンランドのように中立を守
る」というウクライナ像を提案したのも、潜在的なウク
ライナの脅威を物語っている。
6 世界覇権を維持するための、米国の戦略は、中国の躍
進をTPPで孤立させることである。ロシアは、21世紀に
大きな経済成長が見込まれるBRICs(B(ブラジル )・R
(ロシア)・I(インド)・C(チャイナ=中国)の4か
国に南アフリカを加えて作られた)を崩壊させる。米国
は、このふたつの戦略を実施している。今回の、ウクラ
イナからの親ロシアのビクトル・ヤヌコビッチ追放は、
その一環である。
7 プーチンは、米国の狙いを知っているので、全面的な
譲歩はできない立場にある。わずかではあるが、米ロの
核戦争の危機は依然として残っている。
8 米国・EUがもっとも怖れているのは、ロシア系(東
側)とウクライナ系(西側)との分離独立である。米
国・EUが欲しがっているのは、農業と地下資源に恵まれ
たロシア系(東側)であるからだ。
9 日本は、米国のポチとして振る舞うのではなく、国益
に沿って、ここは冷静に引いておいた方がよい。また、
プーチンのロシアは、安倍晋三にとっては巨大すぎて、
どうにかなるといった相手でもない。
10 その事情はEUにも当てはまる。ガスの供給をロシア
に頼っているEUは、最初から腰が引けており、間違って
も供給ストップになる事態は避けようとしている。
━━━━━━━━━━
安倍晋三が珍しく外交問題で賢く振る舞っている。それ
は「日本、対ロ制裁明言せず」の方針だ。むしろ「日本、
対ロ制裁せず」とすべきだったが、植民地ポチの悲しさ、
このあたりが限界だろう。
欧米、それに日本のマスメディアの洗脳デマ情報は、外
務省の情報で対象化できた筈だ。今は、イラクの大量破
壊兵器の、米国政府のデマ情報とまったく同じデマが全
世界を駆け巡っている。ここはポチにならず、日本の国
益に沿った判断が求められる。
もちろん、ここでプーチンに気を遣ったところで、北方
四島がすぐに返還されるといった甘いものではない。し
かし、これで長いタフな交渉の一歩は踏み出せる。逆に
米国のポチになると、もっとも喜ぶのは中・韓であり、
いずれ中・韓・ロの日本包囲網が作られよう。
ウクライナ情勢で重要なことは、以下の10点である。
1 ウクライナを侵略しているのはオバマの米国であって、
プーチンのロシアは、ウクライナを侵略していない。ク
リミアのロシア兵は、もともとウクライナとロシアとの
条約に基づいてクリミアに駐屯させてきた16,000人の部
隊である。ロシアはこの条約によって、25,000人までは
クリミアに駐屯していいことになっている。
したがって米国・EUも、クリミアのロシア軍は常駐の線
まで撤退しろ、といっているわけで、ロシア国内に撤退
しろ、といっているのではない。
2 欧米と日本のマスメディアは、逆に米国・EUの侵略を
正当化し、プーチンを悪魔のように描き、世界を洗脳し
ている。
3 ビクトル・ヤヌコビッチを追放してキエフを占拠した
部隊の中心は、ネオナチであり、反ロシア、反ユダヤを
唱えている。EUが、プーチンに対して腰が引けている理
由のひとつが、ここにある。キエフ占拠のネオナチ部隊
については、欧・米・日のマスメディアはまったく触れ
ない。
4 米国は、デフォルト寸前のウクライナをFBIの支配下
におき、EUに加盟させた後、ロシア国境沿いにミサイル
基地を建設し、ロシアの核能力を減退させるつもりであ
る。
5 ウクライナは、旧ソ連時代にはソビエトの核兵器産業
の中核だった。現在、15基の原発が稼働している。かつ、
核関連技術やミサイル技術を保有している。もし内戦に
なれば、その脅威はイラク内戦の比ではない。ブレジン
スキーが、「EUへの加盟は進めるものの軍事同盟として
のNATOには加入せず、フィンランドのように中立を守
る」というウクライナ像を提案したのも、潜在的なウク
ライナの脅威を物語っている。
6 世界覇権を維持するための、米国の戦略は、中国の躍
進をTPPで孤立させることである。ロシアは、21世紀に
大きな経済成長が見込まれるBRICs(B(ブラジル )・R
(ロシア)・I(インド)・C(チャイナ=中国)の4か
国に南アフリカを加えて作られた)を崩壊させる。米国
は、このふたつの戦略を実施している。今回の、ウクラ
イナからの親ロシアのビクトル・ヤヌコビッチ追放は、
その一環である。
7 プーチンは、米国の狙いを知っているので、全面的な
譲歩はできない立場にある。わずかではあるが、米ロの
核戦争の危機は依然として残っている。
8 米国・EUがもっとも怖れているのは、ロシア系(東
側)とウクライナ系(西側)との分離独立である。米
国・EUが欲しがっているのは、農業と地下資源に恵まれ
たロシア系(東側)であるからだ。
9 日本は、米国のポチとして振る舞うのではなく、国益
に沿って、ここは冷静に引いておいた方がよい。また、
プーチンのロシアは、安倍晋三にとっては巨大すぎて、
どうにかなるといった相手でもない。
10 その事情はEUにも当てはまる。ガスの供給をロシア
に頼っているEUは、最初から腰が引けており、間違って
も供給ストップになる事態は避けようとしている。
◆ ウクライナと集団的自衛権(その2) ◆
━━━━━━━━━━
「8」の、ロシア系(東側)とウクライナ系(西側)と
の分離独立への警戒については、例えば米国ラトガース
大学教授のアレクサンダー・モティルが、次のように語
っている。これはほとんど米国政府の願望に近いものだ。
「私は個人的には、クリミアが分離独立を試みるとは思
わない。地域内に非常に大きな多様性を抱えている。
プーチンが強引にここをロシアに併合すれば、私にとっ
ては驚きであり、衝撃だ。
彼がそうした行動に出れば、 「近い外国」と呼ばれる
周辺地域の共和国に対して、少なくともロシア民族が多
い地域については、モスクワはそれを併合する権利をも
っているというメッセージを事実上送ることになる。
ベラルーシのルカシェンコ大統領やカザフスタンのナザ
ルバエフ大統領は、これを強く警戒し、プーチンが推進
する関税同盟ユーラシア同盟(連合)も立ち消えとなる
だろう。
したがって、ウクライナの分裂は起きないと私はみてい
る」((『Foreign Affairs Report NO3』))
(引用終わり)
こういう見方は、ほぼオバマ政権の願望を代弁している
と見てよい。「分裂は起きないでほしい。米国が欲しい
のは統一されたウクライナであり、そのなかのロシア系
(東側)なのだ」と読めばよい。
また、元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・スト
リート・ジャーナルの元共同編集者である、Paul Craig
Roberts は、「終末は思っているより早いかもしれな
い」(2014年3月3日)のなかで、次のように書いている。
これは『兵頭正俊の優しさ出前』の購読者の皆様には、
すでに前号で紹介した内容である。ここで再び引用する
のをお許し願いたい。
『兵頭正俊の知らなきゃ滅ぶニュースの真相』の読者の
皆様は、文中で紹介されているふたつの動画を、ぜひご
覧いただきたい。言葉はわからなくても、ビクトル・ヤ
ヌコビッチを追放してキエフを占拠しているネオナチが、
どういった連中であるかがよくわかると思う。
「ネオコン連中は気が触れている。連中は核戦争で勝て
るし、アメリカには核先制攻撃で、ロシアを破壊できる
強みがあると信じこんでいる。
アメリカ人は余りに無知でだまされやすいので、自分達
の生存そのものが危険にさらされており、軟弱な傀儡オ
バマを支配している気の触れたネオコン連中が、一線を
越えようと心に決めていることが理解できないのだ。
選挙で選ばれたウクライナ政権を、違法に退陣させるこ
とが“腐敗した政権に対する、心からの現地の人々によ
る反乱”などということを信じるほどだまされやすい方
がまだおられるなら、そういう妄想的な方々は、アメリ
カ政府が、まともなウクライナ政府扱いをしている代物
のメンバーたるアメリカ傀儡を恫喝しているネオナチの、
このビデオを見るべきだ。 http://bit.ly/1kBMBu5
アメリカ政府が、まともな政府である様なふりをしてい
る、他のアメリカ傀儡連中を同じナチ暴漢が恫喝してい
るビデオはここにある。 http://bit.ly/1kBMG14
神よアメリカ国民を助けたまえ。その無知と、だまされ
やすさのおかげで、アメリカ国民は地上の生命にとって
の巨大な脅威となっている」( http://bit.ly/1gelnmf
『マスコミに載らない海外記事』)
(引用終わり)
━━━━━━━━━━
「8」の、ロシア系(東側)とウクライナ系(西側)と
の分離独立への警戒については、例えば米国ラトガース
大学教授のアレクサンダー・モティルが、次のように語
っている。これはほとんど米国政府の願望に近いものだ。
「私は個人的には、クリミアが分離独立を試みるとは思
わない。地域内に非常に大きな多様性を抱えている。
プーチンが強引にここをロシアに併合すれば、私にとっ
ては驚きであり、衝撃だ。
彼がそうした行動に出れば、 「近い外国」と呼ばれる
周辺地域の共和国に対して、少なくともロシア民族が多
い地域については、モスクワはそれを併合する権利をも
っているというメッセージを事実上送ることになる。
ベラルーシのルカシェンコ大統領やカザフスタンのナザ
ルバエフ大統領は、これを強く警戒し、プーチンが推進
する関税同盟ユーラシア同盟(連合)も立ち消えとなる
だろう。
したがって、ウクライナの分裂は起きないと私はみてい
る」((『Foreign Affairs Report NO3』))
(引用終わり)
こういう見方は、ほぼオバマ政権の願望を代弁している
と見てよい。「分裂は起きないでほしい。米国が欲しい
のは統一されたウクライナであり、そのなかのロシア系
(東側)なのだ」と読めばよい。
また、元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・スト
リート・ジャーナルの元共同編集者である、Paul Craig
Roberts は、「終末は思っているより早いかもしれな
い」(2014年3月3日)のなかで、次のように書いている。
これは『兵頭正俊の優しさ出前』の購読者の皆様には、
すでに前号で紹介した内容である。ここで再び引用する
のをお許し願いたい。
『兵頭正俊の知らなきゃ滅ぶニュースの真相』の読者の
皆様は、文中で紹介されているふたつの動画を、ぜひご
覧いただきたい。言葉はわからなくても、ビクトル・ヤ
ヌコビッチを追放してキエフを占拠しているネオナチが、
どういった連中であるかがよくわかると思う。
「ネオコン連中は気が触れている。連中は核戦争で勝て
るし、アメリカには核先制攻撃で、ロシアを破壊できる
強みがあると信じこんでいる。
アメリカ人は余りに無知でだまされやすいので、自分達
の生存そのものが危険にさらされており、軟弱な傀儡オ
バマを支配している気の触れたネオコン連中が、一線を
越えようと心に決めていることが理解できないのだ。
選挙で選ばれたウクライナ政権を、違法に退陣させるこ
とが“腐敗した政権に対する、心からの現地の人々によ
る反乱”などということを信じるほどだまされやすい方
がまだおられるなら、そういう妄想的な方々は、アメリ
カ政府が、まともなウクライナ政府扱いをしている代物
のメンバーたるアメリカ傀儡を恫喝しているネオナチの、
このビデオを見るべきだ。 http://bit.ly/1kBMBu5
アメリカ政府が、まともな政府である様なふりをしてい
る、他のアメリカ傀儡連中を同じナチ暴漢が恫喝してい
るビデオはここにある。 http://bit.ly/1kBMG14
神よアメリカ国民を助けたまえ。その無知と、だまされ
やすさのおかげで、アメリカ国民は地上の生命にとって
の巨大な脅威となっている」( http://bit.ly/1gelnmf
『マスコミに載らない海外記事』)
(引用終わり)
◆ ウクライナと集団的自衛権(その3) ◆
━━━━━━━━━━
EUが、プーチンに対して腰が引けている理由のひとつは、
ヤヌコビッチを追放してキエフを占拠している部隊が、
ネオナチであることだ。
プーチンは、放っておけばキエフのクーデター政権が、
いずれ自滅すると思っているのではないか。その可能性
は高い。
繰り返すが、安倍晋三は現在の立ち位置のままでいい。
オバマのポチとして吠えると、これまで対ロシアで苦労
してきた積み重ねが水泡に帰する。それはアジアの孤児
の途であり、アジアのイスラエルへの途である。
安倍晋三は、解釈改憲で集団的自衛権を確立しようとし
ている。しかしここでよく考えてみるべきだ。
自国以外の紛争に対する集団的自衛権を、憲法は認めて
いない。そこで憲法を改正せずに解釈改憲で集団的自衛
権を認めようとするのが安倍晋三の考えだ。きわめて姑
息なやり方である。
問題を状況的にとらえることが大切である。これが確立
すると、今回のウクライナのような問題に関して、安倍
は、「日本、対ロ制裁明言せず」の方針をとれなくなる。
いわんや「日本、対ロ制裁せず」などとはけっしていえ
なくなる。
自民党の集団的自衛権では、軍事的衝突の前段階の外交
から一体化を求められるからである。
米国は覇権国家であり、地球の裏側にまで軍事力は及ぶ。
そこで米国が仕掛ける戦争の相手には、親日国も含まれ
よう。それでも米国が戦争を始めたら、自民党の考え方
では、日本は米国とともに戦うことになる。
これは状況的に考えると、絶えず地球のどこかで戦争を
やり続けねば、国内の軍産複合体がもてない米国の、傭
兵として生きる途である。奴隷国家の途である。
外国に向けては米国の奴隷軍事国家として、国内に向け
ては警察国家として、日本は滅んでゆくことになる。
━━━━━━━━━━
EUが、プーチンに対して腰が引けている理由のひとつは、
ヤヌコビッチを追放してキエフを占拠している部隊が、
ネオナチであることだ。
プーチンは、放っておけばキエフのクーデター政権が、
いずれ自滅すると思っているのではないか。その可能性
は高い。
繰り返すが、安倍晋三は現在の立ち位置のままでいい。
オバマのポチとして吠えると、これまで対ロシアで苦労
してきた積み重ねが水泡に帰する。それはアジアの孤児
の途であり、アジアのイスラエルへの途である。
安倍晋三は、解釈改憲で集団的自衛権を確立しようとし
ている。しかしここでよく考えてみるべきだ。
自国以外の紛争に対する集団的自衛権を、憲法は認めて
いない。そこで憲法を改正せずに解釈改憲で集団的自衛
権を認めようとするのが安倍晋三の考えだ。きわめて姑
息なやり方である。
問題を状況的にとらえることが大切である。これが確立
すると、今回のウクライナのような問題に関して、安倍
は、「日本、対ロ制裁明言せず」の方針をとれなくなる。
いわんや「日本、対ロ制裁せず」などとはけっしていえ
なくなる。
自民党の集団的自衛権では、軍事的衝突の前段階の外交
から一体化を求められるからである。
米国は覇権国家であり、地球の裏側にまで軍事力は及ぶ。
そこで米国が仕掛ける戦争の相手には、親日国も含まれ
よう。それでも米国が戦争を始めたら、自民党の考え方
では、日本は米国とともに戦うことになる。
これは状況的に考えると、絶えず地球のどこかで戦争を
やり続けねば、国内の軍産複合体がもてない米国の、傭
兵として生きる途である。奴隷国家の途である。
外国に向けては米国の奴隷軍事国家として、国内に向け
ては警察国家として、日本は滅んでゆくことになる。