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Channel: 営業せきやんの憂鬱ブログ
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武田ブログから

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【普通の歴史】1-1
 江戸から明治へ(1)
日本と中国だけが残った




今から150年ほど前から100年ぐらい前の世界は今と全く違っていた。
まず、世界は「ヨーロッパとアメリカの独立国」と「ヨーロッパとアメリカが占領していた国」と「日本と中国」の3つだけだった。もちろん、例外はある。アフリカならエチオピア、アジアならシャムのような国で、エチオピアは疫病、シャムはヨーロッパ勢の勢力争いの谷間で僅かに独立していたが、それもほんの少しの国だった。
当時の世界は今では信じられないことが行われていた。
「ヨーロッパやアメリカは、他の国を自分のものにしたければ自由にしてよい」というのが常識だった。たとえば130年ほど前、ヨーロッパ諸国が集まって「アフリカ分割会議」をして、アフリカ諸国を分割した。信じられないけれど、1884年にドイツのベルリンで、実際にアフリカ人が住んでいて国もあるアフリカをヨーロッパの国が勝手に「分割する」と決めて、分割の地図まで作った。
 
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この絵はアフリカ分割を決めたベルリン会議の様子だが、いかにも国際会議の格好をつけて人の国を分割している.もちろんこの場にアフリカの国の代表は参加していない.ヨーロッパ人は「地球上のすべての土地は暴力(武力)で自分のものにしてかまわない」と考えていた。
ヨーロッパはこのベルリン会議からさかのぼること400年ほど前に「トルデシリャス条約」というのをスペインとポルトガルで結んでいて、なんと!地球でヨーロッパではないところは、西経4637分の東がポルトガル、西をスペインと分割したのだ.ヨーロッパ人には「他人が住んでいる他人の国」という考え方が全くなく、自分勝手だから「ヨーロッパ人が取った土地は、誰が住んでいてもヨーロッパのもの」と固く信じていた.もちろん、背後にはキリスト教という精神的なバックボーンがあったけれど、キリスト教を利用したという感じである.
 
 
 

 
 アメリカは、8月下旬のTPP交渉で、日本との2国間協議を拒否する方針という。

 リチャード・アーミテージやマイケル・グリーンといったCSISの対日恫喝工作員が野田や安倍といった属国の手先を唆して、無理矢理TPP交渉参加させられたわけである。

 で、交渉参加してみれば、交渉拒否と来る。他国と決める内容を日本にそのまま飲ませるためだ。

 ここまで舐められてまで、交渉を続ける意味があるだろうか。

 「日本を取り戻す」が聞いて呆れる。

 「日本を売り渡す」としかいいようがないではないか。

 即刻、TPP交渉からの離脱を宣言すべきだろう。真の愛国派保守ならそうするはずである。
 
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米、日本とのTPP関税協議拒否 他の10カ国と連携か
http://www.47news.jp/CN/201308/CN2013080601002436.html
 環太平洋連携協定(TPP)交渉の最大の焦点となっている農産品や工業品の関税をめぐり、米国が8月下旬の次回交渉会合では日本との2国間協議に応じない姿勢を示していることが6日、複数の関係者の話で分かった。日本を除く10カ国との関税交渉を先行させ、10カ国とともに日本に高い貿易自由化率の達成を迫る戦略とみられ、政府は警戒を強めている。

 ブルネイで22~30日に開かれる交渉会合では連日、関税に関する2国間協議が行われる見通し。政府は米を含む11カ国に個別協議を申し入れる方針だが、米が拒否を貫けば日本の出遅れが明白になる。政府は米以外との国との連携を検討している。



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