時鳥の初音聞き漏らせば
日本の魂は地に落ちます
「潔斎」とは神仏に仕えるため心身を清めることです。
ほとゝぎす平安城を筋違に 与謝 蕪村
山入の供仕れほとゝぎす 小林 一茶
話題に向かう事件が起きるんですね。
17日、安倍晋三「美味しんぼ」の鼻血騒動を受けて、
「政府としては、根拠のない風評を払拭をしていくためにも、
しっかりと正確な情報を分かりやすく提供していく。
国として全力を挙げて対応していく必要がある」
今までに、きちんとデータを公開して安全性を証明してれば
こんな事態になってないのです。
そして同時に「美味しんぼ」が休載
小学館も、
「批判を真摯に受け止め、表現のあり方について今一度見直す」
まるで逃げていると取られても仕方のない行動に出たことが、
・鼻血などないと抗議していた双葉町の、隠されていた健康調査
鼻血統計資料が発覚したこと
・大阪の瓦礫焼却で、被害者が出ている証拠がないとされる問題、
ネットでは「大阪おかんの会」に証言者はいないと言ってるが、
実際の市民団体は「放射能プロジェクト近畿」で、多数の症例
が報告されていること。
・漫画が原因で福島の旅館やホテルにキャンセルが相次いでいる
などと言ったマスコミ報道は事実無根の嘘だったこと
なぜか損害賠償の話にまで発展していたのが不思議です。
これは言い換えればマスコミやネトウヨが自らデマを発信して
風評を実践していたことになる。
そしてー
現実は更にまずい事態が同時進行していたのです。
格納容器から漏えい場所が見つかったのは初めてだそうです。
容器は安全です、
と御用学者は言ってたのにこの始末です。
安倍も確かこんなこと言ってましたよね。
http://www.lifeshot.jp/files/photos/1306059992/1400387045_h.jpg
「完全にブロックされてる」
ってー。
事故当時に言われていた最悪のシナリオの一つが確認されたって
ことです。
ないからこんなことになるわけです。
今後どう処理するつもりなんでしょうか?
ここまで来るともう人類には無理な気がしますが・・・。
http://bazonline.ch/kultur/buecher/Dieses-FukushimaManga-erzuernt-die-japanische-Regierung/story/31006851
ここではー、
「日本政府は、福島原発事故が起きたにもかかわらず、
反省せずに原発を推進していく姿勢だ。
日本では、福島原発事故についての真実を伝えていく事は
タブーである」
と-
国民には解らなくなっています。
福島第一の原発所員、命令違反し撤退 吉田調書で判明
【写真】福島第一原発所長だった吉田昌郎氏=2011年11月
■所員9割、震災4日後に福島第二へ
吉田調書や東電の内部資料によると、15日午前6時15分ごろ、吉田氏が指揮をとる第一原発免震重要棟2階の緊急時対策室に重大な報告が届いた。2号機方向から衝撃音がし、原子炉圧力抑制室の圧力がゼロになったというものだ。2号機の格納容器が破壊され、所員約720人が大量被曝(ひばく)するかもしれないという危機感に現場は包まれた。
とはいえ、緊急時対策室内の放射線量はほとんど上昇していなかった。この時点で格納容器は破損していないと吉田氏は判断した。
午前6時42分、吉田氏は前夜に想定した「第二原発への撤退」ではなく、「高線量の場所から一時退避し、すぐに現場に戻れる第一原発構内での待機」を社内のテレビ会議で命令した。「構内の線量の低いエリアで退避すること。その後異常でないことを確認できたら戻ってきてもらう」
待機場所は「南側でも北側でも線量が落ち着いているところ」と調書には記録されている。安全を確認次第、現場に戻って事故対応を続けると決断したのだ。
東電が12年に開示したテレビ会議の録画には、緊急時対策室で吉田氏の命令を聞く大勢の所員が映り、幹部社員の姿もあった。しかし、東電はこの場面を「録音していなかった」としており、吉田氏の命令内容はこれまで知ることができなかった。
吉田氏の証言によると、所員の誰かが免震重要棟の前に用意されていたバスの運転手に「第二原発に行け」と指示し、午前7時ごろに出発したという。自家用車で移動した所員もいた。道路は震災で傷んでいた上、第二原発に出入りする際は防護服やマスクを着脱しなければならず、第一原発へ戻るにも時間がかかった。9割の所員がすぐに戻れない場所にいたのだ。
その中には事故対応を指揮するはずのGM(グループマネジャー)と呼ばれる部課長級の社員もいた。過酷事故発生時に原子炉の運転や制御を支援するGMらの役割を定めた東電の内規に違反する可能性がある。
吉田氏は政府事故調の聴取でこう語っている。
葬られた命令違反 吉田調書から当時を再現
吉田調書には、第一原発所長だった吉田昌郎氏が第1回聴取で「お話しいただいた言葉はほぼそのままの形で公にされる可能性がある」と通告され、「結構でございます」と即答したことが記録されている。吉田氏は自らの発言が公になることを覚悟していたのだ。
2011年3月14日午後6時28分、吉田氏は免震重要棟の緊急時対策室にある円卓の自席で、2号機への注水に使っていた消防車が燃料切れで動かなくなったという報告を聞いた。
原子炉の圧力がやっと下がり、冷却水が入れられるようになった矢先のトラブル。原子炉格納容器が壊れる恐れがあり、吉田氏は「1秒1秒胸が締め付けられるような感じ」と聴取で振り返っている。廊下に出て誰もいないことを確認し、PHSの番号を押した。
「9109……」。一番つながりやすかった東電本店経由でかける方法だ。本店の頭越しにかけた電話の先は、細野豪志首相補佐官だった。
「炉心が溶けてチャイナシンドロームになる」
チャイナシンドロームとは高温で溶けてどろどろになった核燃料が鋼鉄製の格納容器に穴を開けることで、全てを溶かして地球の裏側へ進む架空の事故を題材にした映画の題名が由来だ。
吉田氏は続けた。
「水が入るか入らないか賭けるしかないですけども、やります。ただ、関係ない人は退避させる必要があると私は考えています」
「1号、3号と水がなくなる。同じようなプラントが三つでき、すさまじい惨事ですよ」